建設業界への金融サービスプラットフォームの提供によって、元請会社・施工会社・資材業者など全ての関係者の金融関連業務の効率化を目指す株式会社ランドデータバンク(東京都港区、以下「LDB」)は、ソフトバンクや楽天モバイルで役員を務めていた徳永順二が、2020年4月1日付けで代表取締役社長CEOに就任したことをお知らせいたします。
LDBは、建設現場における工事内容、工事進捗、受発注情報などの各種データをもとに、決済等の金融機能を備えたプラットフォームを中小建設事業者等に提供することで、同事業者における管理業務の負荷を軽減し、資金繰りの円滑化および財務体質強化を支援するとともに、生産性向上に向けたICT活用のための先進機器等の導入を促すことを目指し、株式会社INCJ(代表取締役社長:勝又幹英)、コマツ(代表取締役社長:小川啓之)、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠)、三井住友ファイナンス&リース株式会社(代表取締役社長:橘 正喜)、三井住友カード株式会社(代表取締役社長:大西幸彦)の5社の共同で2019年7月に設立されました。
LDBは設立以来、新たな金融サービスプラットフォームの構築および決済サービスの実証実験を福岡県、京都府、静岡県の全国3拠点において行って参りましたが、今後の本格的な事業化を実現するため、徳永が代表取締役社長CEOに就任いたしました。また、社員数の増加を受け、2020年4月1日より本社を移転いたしました。
今後、LDBでは新たな体制の下で早期の本格事業展開開始を目指すとともに、新型コロナウィルスの感染拡大の影響により先行きが不透明となる建設業界の資金ニーズを満たすために、新たな金融ソリューションを提供できるよう引き続き取り組んでまいります。